子どもの熱はよくあることです。
と分かっていてもやはり心配ですよね….
保育園から連絡があったり、元気そうだけど体温高いな….
このような熱を何度も何度も出します。
この熱の原因を知り、安心して正しい処置をご自宅で行えるようこの記事で学んでいきましょう。
子どもの発熱の原因は?
大体のお子様が「ウイルス」と戦うことによって体温が上がります。
ウイルスや細菌は高温に弱いため身体が熱を発することでウイルスと戦うことができます。
なので基本的には、ご自宅で体温調節をしてあげれば問題はありません。
様子をみて下がらない…そうなったら病院に連れていくタイミングです!
具体的にどういうタイミングで病院に連れて行けば良いの?
突然38℃以上の熱が出た時はインフルエンザや熱射病などの恐れがあるのですぐ病院に行きましょう。
他、下記項目に当てはまったら病院に連れて行きましょう。
・生後3カ月未満で、38℃以上の発熱があったとき。
https://www.terumo-taion.jp/fever/qanda/01.html
・顔色が悪く、苦しそうにしているとき。
・元気がなく、ぐったりしているとき。
・38℃以上の高い熱が出て、頭が痛いとか、吐くなどの症状があるとき。
・意識がもうろうとしているとき。
・苦しそうに呼吸をしているとき。
・強い腹痛をうったえるとき。
・ひきつけを起こしたとき。
風邪や胃腸炎、様々な感染症、喘息と幅広くみてくれます
医療法人 宮本内科小児科
〒252-0024 神奈川県座間市入谷4-5023-5
046-255-5222
アレルギーやぜんそく、おねしょなどまで見てくれます
えびな小児科クリニック
〒572-0857 大阪府寝屋川市打上中町11−8
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〒663-8203 兵庫県西宮市深津町7−21 阪急西宮ガーデンズ別館1階
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では、実際にご自宅でできる体温を下げる方法は?
水分・栄養・睡眠をしっかりとれていれば熱は下がるでしょう。
また、3か月未満のお子様であれば着ている服や環境によってすぐ体温が上がります。
なので熱いな…と感じたら服を薄手のものに変えるなど環境を変えて様子を見ましょう。
熱が出た時は身体を冷やして上げた方が良いの?
症状や状態に合わせて温めるか冷やすかをそれぞれ対処してあげましょう。
熱が上がりきって汗をかきはじめたら冷やしてあげましょう。
熱が上がりきっていない時は熱が外に逃げないようにする変化がおきますが、その際顔色が悪くなったり、手足が冷たくなります。
また必要以上に温めすぎても体温が上がる原因になってしまうのでご注意ください。
下記のようにお子様の状態に合わせた対応をしてあげましょう。
1、手足が冷たくて、ぶるぶる震えている時には、あたたかくしましょう。
https://www.kobe-kodomoqq.jp/casestudy/
2、しばらくして、顔が赤くなり、手足も熱くなってきたら、わきの下、首や足の付け根を冷やしましょう。
3、冷えピタ等の貼付式冷却剤は熱を下げる効果は期待できないので、冷たく冷やした保冷剤、冷水入りの袋などを利用しましょう。
また、冷えピタがはがれて口をふさがないように注意しましょう。
4、こどもが嫌がるときは無理に冷やさずに室温や衣類で調整しましょう。
発熱時にあわてないために様々なパターンをQ&A方式で見ていきましょう!
Q:38℃以上の高熱が出た!
A:40度以上の熱が1週間続いても熱自体で脳や臓器に障害をきたすことはありません。
ウイルスと激しい戦いをしているため高熱がでます。
無理に下げようとせずゆっくり休ませてあげましょう。
ただ高熱なので他に吐き気や顔色が悪い等症状があるようであれば病院に行きましょう。
Q:痙攣が心配!
A:子どもは高熱で痙攣をおこすことがあります。
ですが、短時間の痙攣は脳に後遺症をきたすことはありません。
お子様を不安にさせないためにも心構えをしておきましょう。
Q:熱が何度も何度も繰り返されるけど大丈夫?
A:繰り返すことはよくあります。
生理的に午後の方が熱が高いため朝熱が下がっても夜にまた上がることがあります。水枕を使って体温を下げるなど工夫をし、翌朝熱が下がってもまた夜に上がることが多いので熱が無いとしても病院に相談しにいくと良いでしょう。
引用:http://www.ms-kodomo.clinic/disease/1-%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86%E7%99%BA%E7%86%B1-%E3%80%9C%E3%81%82%E3%82%8F%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E3%80%9C
Q:解熱剤は使っていいの?
A:高熱であっても元気で水分が取れていれば様子をみましょう。
ですが、水分がとれないほどぐったりしているようであれば、
「幼少児=38.5度」「学童=38度以上」を目安に使用すると良いでしょう。
Q:お風呂はいれても良いの?
A:咳や嘔吐をしている場合はお風呂NGです。
また元気がないときもNGです。
お風呂に入るのではなく、汗を拭きとってあげましょう。
症状が鼻水や咳程度の場合や熱が38℃くらいでも元気な場合はお風呂に入ってもOKです。
引用:https://brand.taisho.co.jp/pabron/kaze-iroha/faq/q09.html
Q:朝熱が下がっていたら学校行っていいの?
A:1日中熱がない状態になったら良いでしょう。
朝熱がなくても夕方には熱が出てしまうことが多いです。
また元気だからと学校で体を動かすとまた夕方に熱がでてしまいます。
しっかり様子を見てから判断しましょう。
引用:https://epark.jp/kosodate/enjoylife/k-children-only-high-fever_15727/
いかがでしたか?慌てず発熱と向き合っていきましょう!
ここまではご自宅で様子をみて大丈夫とお伝えしてきましたが、やはり専門家に相談するのが一番です。
不安が残るようでしたらすぐに病院にいきましょう。
なにかが起きてしまう前に行動し、後悔しないようお子様の発熱と向き合っていきましょう。